裏方の寺田です。今回は、個人的なDIY失敗話です。
むかーしむかし、まだこうした仕事に関わる前に、知人宅の修理を手伝ったときのこと。

彼は古物商で、アンティークの家具や陶器を取り扱っていたので、購入した古屋の床がカーペットだったことに我慢できず、貼り替えたい、と相談されました。

学校でちょっと勉強しただけのど素人にそういう相談をするのものどうかと思いましたが、それを引き受けた私も私です。

DIYの雑誌をみたり、ネットで調べたりして、なんとかある程度施工方法に目処をたてました。

が、私は知らなかったのです。無垢床材の本当の怖さを。

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購入したのは乱尺という、いろんな長さの板が取り混ぜて入っているものです。施工しづらいのですが、単価は安いです。

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なんとか完了しています。この写真だけ見ると、いい感じの質感ですよね。完成直後は床も暴れることもなく、安定していました。

が、この後、想像以上に無垢の床材が伸び縮みし始めます。ヨーロッパの乾燥した気候のおかげで、まずは縮みました。隙間がどんどんあいていきます。一応木材専用の強力な接着剤で床にべたっと貼っているはずなのですが、おかまいなしです。

そしてある日、床板が外れました...。サネ、という床板と床板をくっつける小さなデコとボコが完全に分離し、床板の下が見える状態になってしまいます。

さらにその後、雨の日が続くと今度はのびて、床板が隆起しました。こうなるともう、手のつけようがありません。すべて剥がして、やり直すしかありませんでした。

というわけで、素人工事の怖さと無垢床材の取り扱いの難しさを実感した次第です。

こうしたことにならないように、無垢床についてぜひ知っておいていただきたいことをまとめておきます。

・無垢床は伸び縮みすると知る→業者さんの施工でも、多少は隙間が出ることがあります

・DIYは大変なので、プロに頼むのがおすすめ!

・施工は手間がかかって大変なので、工賃がかかります

・でも、完成後の味わいは、無垢の床材にしか出せません

・最近は、無垢の味わいを持ちながら、施工が簡単なフローリング材も出ています

個人的には施工も簡単な既存フローリングがおすすめですが、本格的に無垢床を敷きたいとお考えでしたら、一度プロにご相談いただくのがいいかと思います。私がいま、自宅の床を張り替えるとしても、プロに依頼します...。

ちなみに、ナチュリエリフォーム が一緒に工事をしているのもその道のプロばかりですので、私のときのようなことは起こりません。どうぞ安心してご依頼ください。